2008年05月23日

生活費はいくらかかるのか?


老後の不安、職を失うかもという不安が世の中を支配しています。いったい、いくらあれば生活できるのかというのは目安だとしても、知っておきたいところです。

生命保険文化センターのホームページに「生活費はいくらかかるのか」をまとめた情報がありました。

総務省「家計調査」によるもので、月々の費用は約29.5万円。「食費」が23.1%で、額にして6万円ちょっと。「交通・通信」が12.8%の3万8000円だそうです。先日のエントリーで不労所得46万円を目標と書きましたが、ここまでは必要ないのかも?

月々の生活費は平均していくらくらいなの?
http://www.jili.or.jp/lifeplan/event_type/houseeconomy/asset/1.html

で、この調査を読んで、住居費は結構かかっているんだろうと思っていたのですが、6.3%となっていて、額にすると1万8585円(2006年)に過ぎません。実家で暮らしたり、ローンを払い終えたりしている人を含めているのだと思いますが、思っていたより低いですね。同調査では、持家率は30歳未満の世帯が23.3%。平成7年国勢調査によると、親との同居率は42.5%となっています。

じゃあ、借入金の平均額はというと、1,368万円。ほとんどが住宅ローンだそうです。50歳代くらいになると借入金は1000万円を切るようですが、30代サラリーマンは1453万円の借入をかかえている様子です。ただ、これは数字の帳尻合わせであって、上での同居比率なんかを見ていると、3000万近くのローンを抱えているのが実態ではないでしょうか。

世帯あたりの金融資産ですが、平均保有額は1,073万円、中央値は420万円。預貯金の比率が全体の5割以上を占めていて高いみたい。投資信託は4.8%とかなり低めですね。金融商品を選択する際に重視するのは「元本が保証されている」で、30%近くがこうして選んでいてリスク資産には手を出さない人が多いというのがわかります。



で、実際に必要な額はどれくらいかというと、食費の6万円は最低押さえておきたい金額。食えれば、なんとでもなるですかね? 住居も大切な要素ですが、親と同居していればほぼゼロ。ローンを抱えていると返済に15万くらいかかるかもしれません。あとは光熱費が2万円くらい?。ほかに保険料とかあるのですが、そのへんはちょっと見えにくい。

教えて!gooにも「生活費ってどのくらいかかるの!?」同じような質問がありました。

教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1148459.html

「夫婦二人であれば12万あれば足りる」「高校生がひとりと小学生がひとりの4人家族で、光熱費を含めてで16万円」と具体的な書き込みがありました。

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2008年05月20日

年収シミュレーター

いまや日本人の平均年収は420万円とも言われます。国税庁の統計情報によると
(平成12年、男女合わせて)42.9歳、勤続12年で460万円だそう。

不労所得を追い求める身としては、ひとつのベンチマークとしたいところですが、
自分が生きていくのにどれくらいのお金が必要かは、それぞれの生活レベルによ
りますので、一概には言えません。

そう思って、調べていたところ、自分が求める生活にいくら必要なのかを計算し
てくれる「年収シミュレータ」というサービスを見つけました。(話としては昨
年の6月くらいの話題?)

年齢や性別、車の買い替え時期、結婚の有無なんかを入力していくと、自分が望
むライフスタイルに必要な年収を計算してくれるというものです。

そこで、ちょこっと試してみたら800万円も必要だということに! ちょっと贅
沢すぎたかと生活レベルを落としてみましたが、それでも560万円は必要だそう。

不労所得46万円というと、結構きついです……


年収シミュレータ
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2006年12月25日

そろそろ金持ちになりませんか?

『そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか』というのは、ベストセラー『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』の著者であるボード・シェーファー氏の新しい著書(2004年刊)です。この本を週末に訪れた書店で手にとったところ、ひと目で気に入り、読んでみる機会に恵まれました。

「機会に恵まれた」というのは、少しおおげさに聞こえるかもしれませんが、示唆に富むアドバイスがあちこちに盛り込まれていて、一気に読んでしまいました。

ただし、「お金持ちになってみませんか」という言葉につられて買うと、ちょっとがっかりするかもしれません。どの金融商品が有利だとか、何にどのように投資しろなんてことは書かれていないからです。

しかし、この本の素晴らしいところは、お金持ちになるための心構えを分かりやすく書いていることだと思います。「お金持ちのものの見方」と「貧乏人のものの見方」を比較するだけでなく、「新しいルール」と「古いルール」の対比を試みて、新しいルールを知ることからお金持ちになる一歩が始まるとときます。

これはロバート・キヨサキの『金持ち父さん…』に通じるものがあるかもしれません。『金持ち父さん…』は、キャッシュフローや投資先について、具体的に書かれていてより実際的でした。一方の『そろそろ、本気で…』は、お金の動きよりも、金持ちになろうと思う人の心構えについて、より深く考察を加えているところが違うのではないかと思います。

たとえば貧乏人と中流階級、そして金持ちの仕事観を次のように対比していますが、それがこの本の考え方をよく言い表していると思います。

貧乏人にとって仕事とは「探してもなかなか見つからない」もので、中流にとって仕事とは「安定した高給職を探す」もの。金持ちにとっての仕事とは「提供する」ものだというのです。

では、金持ちになるには、企業家になるしかないのか? というとそんなことはありません。会社勤めでも可能です。

ただ、会社に給料を決められているサラリーマンから、スペシャリストへの脱皮を図りなさいといいます。スペシャリストになれば、自分の給料を自分で決められます。つまり自分自身のスキルや知識が、会社に対しての売り商品になるのです。そうでなければ「あなたは、会社にとって取替えのきく部品でしかない」とかなり手厳しく指摘します。

そうした「取替えのきく部品」は人口の88%を占め、そうでない企業家や投資家、そしてスペシャリストは残りの12%にしかすぎないといいます。そして、その12%が富を独占しているとも。そういう事実があったとして嘆いてみても、著者は「そもそもこの世の中は不条理だ」と言い切ります。

不条理に直面したとき、それをチャンスととらえるか? それとも被害者意識にひたるのか? 自分を啓蒙し、自分にガツンと気合を入れたい人にはおすすめの一冊です。そういう自己啓発書です。お金はあとからついてくることでしょう。そして所得格差も広がっていくのでしょう(悲)。

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2006年07月06日

億万長者入門を読み始めた

ロバート・アレンの実践億万長者入門を買って読み始めました。ロバート・キヨサキの本を読んでいても思いましたが、お金に関する知識やスキルは、学校で教えてくれないだけでなく、社会に出ても教えてくれません。これらの本に書いていることを、「なんで誰も早くから教えてくれなかったのか?」と悔やんでしまいます。



貯金の大切さは、社会の雰囲気、両親から教えてもらいました。「何かあったときのために貯めておくんだ」という教えです。社会人になってから毎年、一定額を貯めてきましたが、たかが知れてます。手元の定期預金の利率をみてみると、1.75%でした。いまの金利からは想像できない額ですが、たかだか1.75%です。

「何かあったときのために殖やしておくんだ」と教えてもらっていたならば、るいとうでも何でも、ごく自然にやっていたと思います。もっともバブル絶頂→ITバブル→景気後退とろくな10年ではありませんでしたが。

そういう意味では、バブルが終わった2003年からまだ何年もたっていないこの時期からの投資スタートは、悪くないタイミングだったかもしれません。おまけにインターネットが普及したおかげで、株や投信の売買ができるようになったのも、ここ最近の話です。

で、何をすべきなのか? ロバート・アレンが言うには、今すぐインデックスファンドで投資を始めなさいということのほかに、毎月、継続して一定額を投資しなさいということが前半の大きなポイントでした。インデックス型でかつノーロードの投資信託は数多くありますが、自動的に積立を継続できる投信はそう多くありません。

マネックス証券の「インデックス型でかつノーロードの投資信託」を見てみたら、次の3件がありました。

インデックス 日経225ノーロードオープン
インデックスファンドTSP
トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド

また、イートレード証券では次の1件がありました。

朝日-日経平均ファンド

日本株のインデックスを買うのか、米国株のインデックスを買うのか悩ましいところですが、マネックス証券ではクレジットカードのセゾンカードによる積み立ても可能になっています。セゾンカードをお持ちの方であれば、積み立てをするごとに、きっと永久不滅ポイントが1%ずつ付いてくるはずですし、それなりにメリットがあるのではないかと思います。

マネックス証券



E*トレード証券

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2006年05月17日

お金はあるにこしたことはないけれど

そのお金に目的はあるか?」では「お金の使い道を想定できる自分自身しかいません」と偉そうなことを書いたのですが、いざ自分を振り返ってみると、お金の使い道についてあまり考えたことがありませんでした。もっともローンを返すとか教育費だとか、そんな人生のイベントのために準備するお金というものは想定していましたが、細かい使途はまったく想定していなかったのです。

新しい車やパソコンが欲しい、おいしいものを食べたい、ブランド品で身をつつみたいとか、いろいろ欲望はあるわけですが、欲望なんて際限がありません。その欲望にお付き合いをしていたら、お金なんていくらあっても足りないわけです。しかし、実際は収入は限られていますし、投資してお金を増やすといっても1年で2倍はおろか1割増も難しいのが現実です。

限られたお金のなかで、どう自分の生活を満たしていくのかという問題は、残された人生において現実的な話だと思います。お金だけが幸せの源泉ではありませんし、お金そのものは幸せにはなりえません。

そこで、自分の人生の満足を得るために、「お金の助けが必要なもの」と「お金の助けが必要のないもの」の二つに分けて考えてみるというのはどうでしょうか? 後者のウエイトを増せば増すほど、お金への依存度を減らすことができますし、相対的にお金は余ります。

たとえば健康増進を考えてみます。特に都会生活を送っていると、スポーツジムに通うとか栄養補助食品を買うとか、お金で解決する選択肢が浮かび上がってきます。しかし、お金の助けを必要としなくても、近所をジョギングしたり、縄跳びをすることだってできます。節酒したり、禁煙したりすれば、さらにお金を必要としなくなります。

ここでのポイントは、単に支出を抑えるということではありません。単に支出を抑えるというと、何かと我慢が伴ってしまって、精神的によくありません。でも、自分が目的とすることを達成するために、お金を必要としない選択肢を模索すること自体は、何の我慢も必要としません。

人生の目的はお金ではなくて、どう充実した人生を送るか。そのためにお金をどう活かすかということも考えてみようかなと、ある本を読んで、ふとそう思ったのでした。

ファンドの価額が目減りすることを書くと気が滅入ってしまうので、違う話も書いてみようと、ブログのカテゴリに「ライフプラン」を設けてみました。目先の上がった下がったではなく、ちょっと気長な話と人生の過ごし方について、自分なりに考えてみようと思います。30代も半ばを超えると、そんなこと考え始めますよね(笑)
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2006年04月24日

人生のトータルリターンは、労働と運用?

筑紫哲也さんの「スローライフ」が岩波新書から発売されたので、それを読んでいるのですが、はじめにから引用された帯の部分に衝撃的なことが書いてあります。

「80歳を一応の寿命とすると、私たちには約70万時間の生があります。…8時間労働を20歳から60歳まで40年間続けるとしても、6万4000時間です。生きている時間の1割にも達しないのです」。

平たくいうと、働いてお給料をいただける時間は、生きている時間の1割にも満たないということです。人生の1割の時間で稼いだ給料で、自分だけでなく家族の生活を支えるサラリーマンの給料(=労働)というのは、実際、すごいものだと思いました。

少しでも老後の蓄えの心配がないようにと、20歳から60歳までの40年間を働き、それだけでは心もとないので、お金を運用に回して、お金とともに働くというのが現実的な姿ですかね。自分が汗水流して働くだけでなく、お金に働いてもらうことでより安心感が持てるということなのだと思います。

お金を生むには、「人間が働く(労働)」「機械に働かせる(自販機とかアフィリエイトとか)」「お金に働かせる(資産運用)」という三通りがあるらしいですが、もっとも効率のよいお金の生産方法は、「人間が働く」ことだそうです。

労働だけを考えると、「定時後、定年後もまだ働くのか」と暗い気持ちになります。自販機とかアフィリエイトで稼ぐのは現実味が薄いでしょう。運用のことだけを考えると、生活できるほど利回りがあるわけでなく、マネーゲーム的感覚に陥って労働意欲を減退させる恐れもあります。

運用によって、お金がたくさん生まれるにこしたことはないけれど、要はバランスですよね。運用のノウハウに頭を悩ませるよりは、より高給な職場に転職するほうが生涯のトータルな所得としては有利だったりします。逆に、たとえばより高給なIT系企業に転職するというリスクを冒すよりは、いまの会社で地道に働くほうがいいかもしれません。

結局は人それぞれで、まずは人生の目標を立て、それを実行に移すには、いくらお金が必要なのか、そのお金を稼ぎ出すには、どれくらいの労働や運用が必要なのかを考えることが大切なんだろうなと思っています。

まぁ、人生、お金だけじゃないですけどね。それはまた別の問題(笑)
posted by ねこすけ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月07日

お金がいらないのか!?

古い友人と酒を飲む機会に恵まれました。新鮮な刺身を肴に、昔話や共通の友人の話、いろいろととめどなく話が続いたのですが、そこでふとお金の話になりました。

友人:「実はね、貯金が2000万ほどあるんだよ」
ぼく:「すごいじゃない? そのお金どうしてるの?」
友人:「どうも何も、貯金してるんだよ」
ぼく:「こんな低金利じゃ増えないでしょう?」
友人:「いやいや、世の中デフレでしょ? お金は増えてると思うんだ」
ぼく:「インフレになったら目減りするんじゃないの?」
友人:「あんまり考えてなかったよ」
ぼく:「運用に回したら? うまくやれば6%くらいになるんじゃない?」
友人:「6%でまわるもんなの? そんなうまい話ないでしょう?」
ぼく:「やりようによるけど、0%よりはましでしょう? 投資信託なら云々……」
友人:「面倒くさいんだよね。2000万円あれば5年は生きていける」
ぼく:「2000万円が6%で回ったら、12年後には4000万円だよ。そしたら月々20万円云々……」
友人:「そこまでしてお金欲しいか?」
ぼく:「欲しいです……」

かいつまんで言うとこんな会話でした。投資はリスクを伴うし、絶対的にオススメというものではありませんが、選択肢を持っているか持っていないかは大きな違い。

友人の話を聞きながら、このブログを書き始める半年前の自分を思い出しました。お金を増やすという考えは、脳みその片隅にもなかったのです。このように、「お金を増やすことを面倒くさい」と思う人は少なくありません。それも価値観です。あなたなら、どうしますか?
posted by ねこすけ at 00:36| Comment(5) | TrackBack(0) | ライフプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

時間を味方につける。しかし3600年はないだろう

日経BPセカンドステージのコラム「資産運用の基本的な心構え」の連載が17日、更新されていました。今回のタイトルは「人間の発明した仕組みで最も驚くべきは複利」です。これは以前、このブログでも「アインシュタインと複利の関係」として、取り扱ったことがあるので、なじみのある話でした。

筆者は、資産運用に必要な3大要素として、(1)時間、(2)情報、(3)知識・経験を挙げます。常にマーケットと向き合い、正確な情報源を持ち、マーケットの変化を読み取る力が必要だというのです。しかし、サラリーマンにとって一番得がたい要素は(1)の時間だといいます。そのとおりだと思います。たとえばデイトレーダーのように、午前9時から午後3時まで、パソコンに向かい合って、株の売買を行うことは、まずできません。

なので、こつこつと継続していくことが重要なのだと説きます。そのために引き合いに出されたのが、アインシュタインと複利の関係です。一言でいうと、「72という数字を利回り(%)で割ると、元本が複利効果で倍になる年数を導きだせる」というものです。たとえば、1000万円の元本が、9%で運用できると、72÷9=8となり、8年で倍の2000万円になるというものです。

このように、マーケットにへばりつくことができないサラリーマンは時間を味方につけるのが得策だというわけです。しかし、時間といっても有限なわけで、このコラムが指摘するところによると「超低金利と言われる現在,一般的といわれる0.02%という利回りでは,2倍にするのに3600年かかる」のでした。

筆者が力説するのは、ギャンブル的な考えを捨てろということです。そして「資産運用に『目的』と『納期』を定めること」を薦めています。前回のコラムをおさらいすると、少なくとも僕の目的は「お金が尽きる不安から解放すること」でした。では納期は? 定年退職までの30年なのか、それとも早期退職を考えて15年後なのか? 50歳で定年退職するってちょっと勇気がいりますが、それも納期としてはアリの選択でしょう。

はやく仕事から解放されたいなぁ……。自分の人生について考えてしまうのでした。


第二回「人間の発明した仕組みで最も驚くべきは複利
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2006年01月11日

お金が尽きることのない畑

1月5日のブログで紹介した日経BPセカンドステージのコラム「資産運用の基本的な心構え」の連載が始まりました。第一回は「なぜ資産を運用するのか」。これが期待にたがわず面白いのです。コラム執筆は「お金が尽きる不安から解放すること」を目的としているそうですが、まさにそのとおりだと思いました。これまで僕は、「定年後の生活が不安なんだよな」と漠然と思っていただけでしたが、そうなんです。ズバリ「お金が尽きることが不安」だったんです。

言われてみれば当たり前のことですが、この不安になかなか気づけませんでした。「お金はあればあるほどいい」とくらいしか思っていなかったのです。それがこの一言でとてもすっきりしました。どのようにすれば、お金がなくなる心配が消えるのでしょうか? 具体的な方策は次回以降となるようですが、まずは、大切なその考え方から始まります。

資産というと、どうしても運用に目が行ってしまいますが、資産を形成することも大切です(運用しながら資産を形成するという視点は大事ですね)。資産を形成することを、このコラムでは「お金の畑を持つこと」と言っています。そして、退職後に収穫高を維持できるノウハウを持つこと。これが資産運用です。資産形成があっての資産運用です。

若い働けるうちに「お金の畑」を作り(資産形成)、そして定年になったら収穫を得ます(資産運用)。これも当たり前といえば当たり前ですが、「畑」という比喩を使っているのがミソです。5000万円という「お金の畑」を作ったらどうなるか? ちょっと引用してみましょう。

通常だと17年程度でお金は尽きますが,仮にその人に年利4%の利益を得るノウハウがあれば,当初の5000万円は29年の間,尽きることはありません。また,6%の利益を得るノウハウを身につけていたとしたならば,この人の資産は永遠に尽きることはありません。


そうなんです。うまくやれば永遠に尽きることはないのです。このコラムには、「お金が尽きることのない畑」に関する早見表がついています。あまりにも便利なので、これも引用させてください。脳みそを酷使することなく、すぐに理解できるので、こういう早見表大好きです。下がその表です。横軸が利回り、縦軸が用意したお金のうち、毎年何%取り崩すかを示しています。黄色い欄に当てはまれば、それは「お金が尽きることのない畑」を手にしたことになります。

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このコラムで取り上げられている額の5000万円って不可能な感じがしますか? 決してそんなことはないと思います。以前、「積立と運用で目指せ4000万円」で書いたように、「30年間、毎月5万円を積立て年5%で運用すると4000万円になる」のです。あるいは「30年間、毎月3万円を積立て年5%で運用すると2500万円になる」のです。そこに退職金や年金が加わったなら? 物価上昇のリスクはあるとしても、非常に勇気付けられる内容でした。

みなさんもぜひご一読ください。

第一回「なぜ資産運用をするのか」
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2006年01月05日

資産運用の基本的な心構え

僕はまだ30代ですが、定年後のことが気になります。別に老い急いでいるわけではありませんが、老後の生活を予定できるのであれば、いまのうちにその予定を立てておきたい。そう思っています。2007年には、団塊の世代の退職を迎えるとあって、先に触れたような「定年あるじゃん」のように、定年後をターゲットにした編集物もお目見えします。

定年あるじゃん」はリクルートの発行物でしたが、今回とりあげる「セカンドステージ」は、日経BPによるウェブ編集物です。その名前のとおり、第二の人生をテーマとしたものです。定年を間近に控えて、資産形成やその運用は大変難しいですよね。運用できるだけの資産が手元にないといけませんもの。しかし、それでもこれらの編集物は、資産の運用について取り上げるのです。きっと、それだけお金は切実な問題なのだと思います。

さて、その「セカンドステージ」で1月から新連載が始まるようです。タイトルはべたなんですが、「はじめての資産運用」で、三か月にわたってファイナンシャルプランナーの山田英次さんが指南してくれます。資産運用を野球の試合にたとえて曰く「皆さんがチームの監督ならば,大切にすべきは,その時一瞬のスーパープレーの感動を追い求めることではなく,出来るだけ多くの試合に勝つことです」。そして、「サヨナラ勝ちではなく勝率6割を目指す」べきと言います。

以下、連載の目次です。引用させていただきますと……

1月のテーマ・・・「運用を始める前にまず知るべきこと」
 ・なぜ運用をするのか
 ・運用をする場合の二者択一
 ・投資対象の策定

2月のテーマ・・・「代表的カテゴリーの特性把握」
 ・株式投資の基本
 ・債券投資の基本
 ・不動産の特性の理解

3月のテーマ・・・「資産運用設計」
 ・資産運用設計に必要な基本事項
 ・目標利回りの策定
 ・分散投資の基本
 ・ファイナンシャル
 ・インディペンデンス

ぜひ読んでみたいタイトルばかり。定年を目前にしてこうした読み物に触れるのではなく、こうした先輩方が必要としている情報を、30年も前に読んで準備しておくことは、“タイムマシン経営”につながる考え方かもしれません。って、そんな大したものか(汗)。というわけで、連載を楽しみにしておきたいと思います。

はじめての資産運用
posted by ねこすけ at 00:13| Comment(0) | TrackBack(1) | ライフプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月04日

60歳からの収入がゼロになる5年間

僕がお金って大事なんだなと気づいたことのひとつの理由には、やっぱり老後の生活のことがあります。会社に定年までいて退職金がもらえたとしても、その後の収入はやっぱり不安のタネです。

ある調査によると、60歳定年後に余裕ある生活を送るのに必要な額は、5000万円とも1億円とも言われています。そんな大金、そう簡単に貯まるものではありません。しかし、「それに近づけなければ!」なのです。

で、そこでやっぱり気になるのは年金のこと。いくらもらえるのか? いつからもらえるのか? 少しでも生活の足しになるのであれば、もらっておきたい。当然です。年金の給付額は、平均で250万円と言われているそうです。月々20万円くらいですね。だとすると年金だけで暮らすのは少し苦しいかもしれません。しかも年金がもらえるのは現行の制度では65歳から。つまり60歳で定年しても年金がもらえない期間が5年間もあるというのです。

昭和36年4月2日以降に生まれた男性は、65歳まで年金がもらえないんだそうです。この空白の5年間に必要な貯金はいくらなのでしょうか? 年金の平均と同じように年間250万円が必要だとすると、1250万円の貯金がないといけません。これで足りますかね? 不安ですよね?

ということで? 「30歳から30年間、毎月3万円を貯金すると1080万円貯まる」「30年間、毎月3万円を積立て年5%で運用すると2500万円になる」という話を「積立と運用で目指せ4000万円」で書きました。「30歳からならまだ間に合うかも」です。どうぞご参考にください。


あなたもE*トレード証券で資産を運用してみませんか?

posted by ねこすけ at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

そのお金に目的はあるか?

お金というのは不思議なもので、お金が手元にたくさんあっても生活していけません。何かと交換することではじめて、欲しいものが買えたり、ローンを返したりして、僕たちの生活が豊かになります。すごく当たり前のことだけど、このことを忘れてしまうことがよくあります。

ファイナンシャルプランナーの先生が口をそろえて言うのは、「まずは人生設計を立ててください」です。投資してお金を増やすのは何のためなんでしょう? 生活費そのものだったり、薄型テレビだったり、10年後の海外旅行のためだったり、子供の養育費のためかもしれません。

サラリーマンの僕は、幸いにして月々の収入があります。その収入で暮らせている分には、それ以上の生活費は必要ないともいえます。しかし、退職後の生活費は必ず必要になってきますし、より豊かな生活がしたいという欲も当然あります。退職後はどんな生活がしたくて、より豊かな生活というのはどんな生活なのでしょうか? 使う予定のないお金ならば、増やすことだけが目的となるかもしれませんが、それは結局、何年後にいくらになるのでしょう? そしてそのお金で実現できることは?

100万円を3%の利回りで預けられれば、1年で3万円が手に入ります。その3万円で何がしたいのでしょうか? 24年預ければ200万円になりますが、何ができるのでしょうか? そういうふうに考えると、お金は僕たちに常に「君は何のために僕を必要としているの?」という問いを発しているのではないかと、最近考えるようになりました。

「経済的な自由が欲しい」というとき、1億円が3%でまわってはじめて300万円の年収(税引き前)が手に入ります。あるいは5000万円が6%で回らないといけません。300万円の年収で経済的な自由が手に入ったといえるのでしょうか? それを判断できるのは、お金の使い道を想定できる自分自身しかいません。
posted by ねこすけ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする