2007年01月31日

EUR/USDとEUR/JPYは打ち出の小槌になるか?

通貨ペアの相関、逆相関を利用した取引について、まずは体で覚えてみようということで、相関性の高いEUR/USDとEUR/JPYのペア、そしてGBP/JPYとCHF/JPYのペアを選びました。いずれも順相関とか正相関とか言われる「似たような動き」をするものです。

どれも買いでポジションを立てると、リスクヘッジの意味がありませんので、スワップの低い方を売りで立てます。EUR/USDはスワップが-0.60USD、EUR/JPYは130円(いずれもマネーパートナーズの場合)ですので、EUR/USDの方を売りにします。こうすることでスワップはプラスに転じます。一晩見てみただけですが、綺麗にヘッジされてます。当然、多少の誤差はありますが、いずれスワップが埋めてくれる程度のものという印象でした。日本円にしておよそ200円弱のスワップにしか過ぎませんが、差損のリスクは抑えられているポジションの建て方です。

問題は、GBP/JPYとCHF/JPYのもうひとつのペアです。GBP/JPYはスワップが310円、CHF/JPYが45円ですので、CHF/JPYを売りで立てます。売りですので、スワップは-50円となります。差額の260円がスワップ益になります。何が問題かというと、それは値幅です。GBP/JPYは、数10銭の幅で動くのに対し、CHF/JPYは数銭の幅でしか動きません。相関係数は0.9と非常に相関関係が高いのですが、ヘッジする側とヘッジされる側の量的な補完ができないのです。これを解消しようとすると、CHF/JPYの建玉を増やさないといけないのですが、そうすると今度は、スワップが削り取られるという現象がおきてしまいます。

そういうことなので、GBP/JPYとCHF/JPYのペアは解消することに。GBP/JPYは黒が出ていたのでそのままとし、赤字のCHF/JPYを買い戻しました。さらにGBP/JPYは、ストップを入れて、通常の取引に転換させました。

EUR/USDとEUR/JPYの通貨ペアですと、どこのFX業者でも取り扱っているので、すぐに試してみることができます。将来的に、政策金利の変更などがあれば、このペアも解消することになるかもしれませんが、リスクをヘッジしながら、確実にスワップが入ってくるというのは、ちょっとした打ち出の小槌を手にした気分ですね。ポジションを多く持てば、いくらでも安定した収入が得られるお金を生む仕組みとなります。

ちなみにこのペアを持つのに必要な証拠金は60000円のようです。60万円あれば、毎日約2000円が転がり込むことに。120万円あれば4000円。240万円あれば8000円、480万円あれば、毎日16000円で、月収48万円ですか? えらいタヌキ算になりました。

ただ、いろんなホームページを見てみると、相関、逆相関を使ったトレードで正確を期するには、オマーンリアルとかよっぽどマイナーな通貨が必要みたいです。それは、なんか玄人臭がしてきて、僕には手が出せないんじゃないかと思えてきました。慎重に慎重に。
posted by ねこすけ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

相関、逆相関

AUDとNZDは、レートの上下の仕方が似ているので、これら二つの通貨の間には、相関関係があると言うそうです。逆に、レートの上下の仕方がまったく逆だと、逆相関関係にあるというのだそう。

相関関係のある通貨ペアを買いで持っていると、上げ相場のときは、諸手で万歳ですが、下げ相場のときは泣きじゃくるしかありません。この為替差損、為替差益をヘッジしようとすると、逆相関関係の通貨ペアを持つということがひとつの選択肢となります。

上げても下げても、逆に動くわけですから、理屈上、為替差益も得られないし、為替差損も生じない状態ができあがります。それだと何のメリットもありませんが、それぞれから発生するスワップを得ることができます。当然、為替差益の方がおいしいわけですが、理屈上、為替損益のリスクをゼロに近づけ、スワップだけを狙うというのも、戦略としてはありですよね? 

そこで相関関係について調べることにしました。相関とは英語で“Correlation”。それがどうした? ですが、エクセルにはCORRELという相関関係を調べる関数が用意されています。便利ですねぇ。相関関数の詳しい使い方については、初心者のエクセル(EXCEL)学習・入門をご覧ください。

この関数を使うと、相関係数という値が求められます。この相関指数が1に近づくほど相関関係が強く、-1に近づくほど逆相関が強いということが分かり、0に近いと、何の関係もないということが読み取れます。そういう係数です。

ここは試しに外為どっとコムの歩値を使って調べてみることにします。まずは、レートの上下の仕方が似ていると言われるNZD/JPYとAUD/JPYの相関関係です。期間は、過去3ヶ月としました。相関係数は、なんと0.96です! とはいえ、ここ数か月円安トレンドでしたから、似通うといえば似通うはずです。では、NZD/JPYとUSD/JPYはというと0.81。同じ円安トレンドだとしても、0.15ポイントの差がでているのは注目に値します。

この数字で言えるのは、「ニュージーランドドルと米国ドルよりも、ニュージーランドドルとオーストラリアドルの方が相関性が高い」ということです。調査期間を長くとれば、さらに確証が高まるはずです。

過去3年にしてみました。NZD/JPYとUSD/JPYの相関係数は0.48です。これがNZD/JPYとAUD/JPYとなると0.71ですので、巷間で言われるとおり、オセアニア通貨同士は、相関関係が高いというのは正しいと言えます。

だったら、NZD/JPYを買いで持ち、AUD/JPYを売りで持てば、スワップの差分だけが得られることになります。両者の差分は小さいので、旨みは劣りますが、差分の大きい通貨ペアもあるはずです。

そんなおいしい話ってあるのかしら? これについても調べてみる必要がありそうです。興味が沸いてきました。
posted by ねこすけ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

円高調整に入りました

多くのFXリポートが予想していたとおり、円高調整に入りました。オーストラリアの消費者物価指数が市場の期待より悪かったため、一気に下げに転じました。これにつられてNZDも下落。関係なさそうにみえるEURやGBPも下げるという状態になったようです。ある程度、円高調整は想定していましたし、そのためにストップを高めにいれておいたので、出血を最低限にとどめることができました。しかし、いくつかの反省点があります。それを列挙しておくことにします。

▽ストップの入れ忘れに注意する
ポジションが多くなればなるほど、損切りあるいは利益確定のためのストップの管理が大変になります。それほど多くのポジションを持っていたわけではありませんが、ひとつ入れ忘れていたものがあり、想定よりも多くの赤を出してしまう結果になりました。こうしたケアレスミスは痛恨です。指差し確認くらいはしたほうがよさそうです。

▽トレーリングストップはIF-DONEがベター
必ずしもそうとはいえないのですが、トレーリングストップの幅によっては、反落を想定したものになるはずです。このとき、普通に逆指値で利益確定あるいは損切りをするというのが通常の姿かもしれませんが、反落を想定しているのであれば、ここはIF-DONE注文を使って、買いポジションを売りポジションにドテンするというテクニックもあるのではないかと思いました。つまり、100円のものが98円まで下がったときに、ただ売るだけではなく、売りが約定したら、さらに売りでポジションを立てるのです。これはなんとなくアイデアとして持っていたのですが、実行に移すだけの勇気がありませんでした。売りでポジションを立てるのは、小心者の僕には難しそうです。

▽楽観視しない
先日のエントリーで書いたのは、オーストラリアの消費者物価指数が市場の期待より悪ければ、円高のトリガーを引くことになるということでした。そのエントリーを書いた時点では、AUDのみの反落を考えていたので、GBPにはストップをいれず、楽観して構えていたのですが、GBPにまで影響し、要らぬ赤字を出す羽目に陥ってしまったことを後悔しています。どんなときでも、ポジションを持ったら、損切りの逆指値を入れておく方がよさそうです。

とまぁ、反省だらけの決済になったのですが、問題は買い時です。いまこのエントリーを書いている時点では、円に対して下げが続いているのですが下落相場に入ったと言い切る自信がありません。下落が続くようなら売りでポジションを持てばいいのですが、AUDやNZD、EURといった外貨は割安感を感じるだけに下がっていないような気もするのです。

例によって例のごとく、レートの下げを追いかけて反発したところで買うというメソッドで望むべきかどうかを思案中ですが、25日午前8時50分の国内通関ベース貿易収支は注意したいところ。また、25日05:00には、RBNZ政策金利発表を控えています。利下げ観測がありますので、買いは待ったほうがよさげです。一晩売りで持つのがいいのかしら? 苦悩は続きます。

#NY時間に入ってから、また下げだしてますね
posted by ねこすけ at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

マネパのドル円スプレッドが3銭に

いつもFXでお世話になっているマネーパートナーズがロゴを変更したようです。これまで黄緑色とオレンジ色の組み合わせがとても爽やかだったのですが、今回の変更によって濃い緑と赤の組み合わせになり、ちょっと硬い感じになっちゃいました。「スマートさの中に、重厚感や安定感のイメージを持つ」という意味が込められているそうです。確かに重厚ですが、気軽さがなくなっちゃったかな。

個人的には黄緑色とオレンジ色が好きだったのですよ。特に女性や初心者向けには良いイメージだと思っていたのですが、これも慣れでしょうね。1週間もすれば、前のイメージ色を忘れてしまうと思います。

それよりも、嬉しいことは、USD/JPYのスプレッドが4銭から3銭になったことです。たった1銭という向きもあるでしょうが、1万通貨単位の1銭は100円に相当します。10回売買したら、1000円です。

1回の売買で手数料1000円を徴収することころもあるので、結構、ありがたいですよ。もともと、マネーパートナーズは手数料無料だったりするので、ひんぱんに売買する場合は他社と比べてダブルで効いて来ると思います。

さて、同社では、ロゴマークリニューアルを記念して、シャープの液晶テレビアクオス52型やPS3が当たるキャンペーンを実施中。キャンペーン期間中にクイズに答えて口座を開くか、口座を開いたうえで、初回入金100万円というのが応募条件だそう。応募条件によって、テレビが当たるかゲーム機が当たるかが変わってくるみたい。

下記リンク、アフィリエイトなど設定していません。僕が実際に使ってみて、結構、満足度高いのでおすすめです。どの業者にするか悩んでらっしゃる方、ひんぱんに売買される方は、資料請求だけでもされてみてはいかがですか?

マネーパートナーズ
http://www.moneypartners.co.jp/
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2007年01月23日

円高調整に備えておきたい

いろいろなレポートに目を通していると、ここのところ「円高調整に注意すべし」という論調によく出くわします。日銀の利上げ見送りという大きな節目をこなしてからは、円を買う特別な理由もなく、かといって対円で他の通貨を積極的に買う理由もない状況のようです。

他の外貨を買うことについてですが、AUDにしてもNZDにしてもEURにしてもGBPにしても、もちろんUSDにしても高値、高値を更新し続けるような勢いで、心理的に不安をともなうくらいのレベルに来ていて、どうも安心できないということのようです。かといって、売りから入るほどの材料もないというおかしな状態です。そういうわけで、どこかでガス抜きが発生してもおかしくないという見方が大勢を占めているように感じられますね。

トリガーになりそうなのは、まず26日の08:30に発表される、国内消費者物価指数で、利上げが見送られた大元の数字です。1か月で急激に改善するようなものではないとは思いますが、市場のこと、これを理由に円買いが入らないとも限らないという見方ありです。これに先立って発表される25日08:50の貿易収支(通関ベース)も同じ。

AUDに関しては24日9:30に消費者物価が発表されます。この指数が強いものならば、さらにAUD買いが進む予感ですが、そうでなければ利益確定のAUD売りに結びつく可能性もあると。31日(日本時間1日04:15)は米FOMC政策金利発表が控えていますし、材料には事欠かないという感じらしいです。

調整が一時的なものか継続するものかは、よくわかりませんが、いましておくべきは、利益確定かストップを高めに入れておくことでしょうか? どちらにしても外貨買いを積極的に進めて行くという論調は見当たらないというのが、ここのところの感想でした。
posted by ねこすけ at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月19日

経済記事は信頼できるのか?(公然のインサイダー情報)

18日の政策金利発表ですが、利上げ見送りとなりました。確定報が流れた午後12時30分ごろに円売りが入り、どかんと米ドル、ユーロ、豪ドルなどが軒並み買われました。市場は、この利上げをある程度織り込んでいたとはいえ、確定報に反応したことが見て取れる動きでした。

さて、ここ何日か問題にしている共同通信の記事は正しいことが判明しました。しかし、いろいろ考えているうちに、不安やある種の怒りを感じてきました。というのも……。

僕がFXを始めたきっかけとなった書籍を著した、野村雅道さんのブログ「ID為替研究所」は、この日朝の利上げ見送りとの観測報道(NHK、読売、毎日)について述べ、「この通りになれば、それなりに特定のリークがあったわけで問題」と指摘してらっしゃいました。「情報リークで日銀、財務省で逮捕者を出した熱さは冷めてしまっている」とも。

1998年3月11日 - 日本興業銀行と三和銀行からの高額の接待の見返りに、金融動向に絡む日銀の機密情報を公表前に流したり、新しい資金取引への入札参加を認めたりするなどの便宜を図っていた疑いで、営業局証券課長が逮捕された(日銀接待汚職事件)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%8A%80%E8%A1%8C


相手が銀行か記者かの違い、接待か取材かの違いはあるんでしょうが、日本の金融政策に属する極秘事項が事前に漏れる(あるいは漏らす)というのは国民として不安です。それも共同、時事、NHK、読売、毎日といった大手マスコミがそろって報じてしまって、高度な国の秘密が「公然のインサイダー情報」と化してる……。滑稽ですよ。

ここまで各社揃って書いているというのは、記者の類まれなる取材力というよりは、日銀か国か政府が、取材慣行として秘密を漏らしているのではないかとさえ思えてきます。漏らすやつが一番悪いんですが、マスコミも悪い。

マスコミというのは国や政府、企業がひた隠しにしている悪事を暴くのが仕事なんじゃないか……? 利上げするかしないかというのは、確かに市場の大きな関心時ではあるけれども、マスコミは、国の金融政策に属する極秘事項までを公表前に国民に知らせなければならない使命を持ってるもんなのか?(独白)

それでお金儲けができればいい? あまりフェアではないような気がしますし、その“スクープ”に一体どれほどの意味があるのか、複雑な気持ちでいっぱいです。
posted by ねこすけ at 02:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

経済記事は信頼できるのか?(その2)

いよいよ日銀の政策金利が今日発表されます。昨日、利上げ見送り報道に僕の頭は混乱したわけですが、一日経ってみると、だいぶ記事の中身も落ち着いてきているように見えます。

時事通信は、「政策委員9人のうち、過半数の賛成が必要になるが、5人以上が利上げ見送り案を支持する見通し」と具体的な数字を出してきました。なかなか説得力のある記述に見えますが、実はそうではないのではないでしょうか? 単に表現を変えただけのトートロジーです。

「見送りになるのは、どういう条件か?」「過半数が見送りを支持した場合だ」「それは何人か?」「5人だ」。記者さんって、さすがに文章のプロですよね。同じ事象を記述するのに、いろいろな表現を持っています。すごいスキルを持ってます。

ここ数日、利上げをめぐっていろんな観測記事が流れましたが、いずれも観測でした。取材している記者にとっては、観測ではなく、確信だったのかもしれませんが、その根拠は記事中にありませんでした。「この記者の書いた記事なら信用に足る」という判断をするための署名もありません(毎日新聞は署名があるみたいですね)。

アナリスト、記者、こうした市場ウォッチャーの氏名は、実に大切な情報なんではないかと思います。小さいメディアの場合は、携わっている記者の数も少ないだろうから、メディアそのものが信用に足るかもしれませんね。

僕が毎日読んでいるオセアニアレポートでは、利上げ見送りの背景として、原油価格の下落と消費者物価指数がマイナスになる可能性を指摘しています。ここのところ、一般紙とは違ってさすがです。

観測記事の影響力は、二転三転しているうちに低くなってきたのでしょうか? 米ドル、ユーロは、目だって円安に動いているようには見えません。市場は、見送りさえも織り込んでしまったのでしょうか?

今回利上げしないとしたら、今度は、いつ利上げできるのかそのタイミングが難しくなりますよね。スワップ狙いのトレードでは、この内外金利差はありがたいのですが、国として本当にそれでいいのだろうか? ちょっと不安になります。
posted by ねこすけ at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

経済記事は信頼できるのか?

利上げに関する複数の記事を読んで、混乱しています。

共同通信の「追加利上げ見送りへ−消費、物価に不透明感」という記事を読んで首をかしげました。「利上げを見送る」という、市場の大方の見方とは逆のサプライズのある内容で、記事見出しは確定的なスクープであるようなにおわせ方をしています(市場の60%が利上げを織り込んでいると言われています)。それなのに、どこか自信がなさげなのです。

記事は6パラグラフからなる長文に属するものですが、中身は既報のものばかり。利上げに反対する政治家からリークを受けて、書かされたのではないかと勘ぐりたくなるくらい、中身がありません。利上げを見送るだけの理由が書かれおらず、「見送りへ」という見出しをつける決定打に欠けるように思えるのです。

共同通信の記事はこう続けます。「ただ決定会合に参加する審議委員などには早期利上げを求める意見もあり、さらに意見調整は続ける」とあります。この部分に、特に自信のなさを強く感じるんですね。

これに対して、毎日新聞は、同じ政策決定会合の話を扱った記事のなかで、「委員の中には『さらに経済指標を確認すべきだ』とする慎重意見も」あると書いてます。

政策委員は9人。過半数の賛成が必要です。どちらの記事も「利上げを求める委員」「利上げ見送りを求める委員」について内訳を出しているわけではないので、実際、正確なところはわかりません。ですので、これら二つの記事は、ただ単に、ものの見方が裏表であるだけのように見えます。

ただし、毎日新聞の記事は「追加利上げについて議論」という見出しにとどめており、見通しまで言及していません。実際、記者は利上げするのか、見送るのか分からないのでしょう。分からないと言っているだけ謙虚です。

記事中の材料が同じであるにもかかわらず、共同通信が「追加利上げ見送りへ」と書く以上は、相当な記事にできない裏づけを持っているか、あるいは単にあてずっぽうで書いたかどちらかです(ほかにも政治家に利用されたとかね)。

この共同通信の「見送り」観測記事によって、円が下落しています。市場のことですから、報道のひとつひとつに敏感になるのは、当然のことです。しかし、サイコロを振って出た目が偶数か奇数かみたいな記事が市場を振り回すとなると、これは一種の報道被害です。

この報道が正しいかどうかは、近く明らかになります。正確な報道であれば、記名報道をしてほしいですね。その記者は明らかに類まれなる取材力を持っているはずです。今度から、その記者の記事は、追って読むようにしたいと思います(サイコロの目が当たるだけかもしれませんが)。

実際、どっちに転ぶか分かりません。オセアニアレポートには「円の習性としてショートが積み上がった後の調整の円高は急激なものとなりやすいことには留意しておきたい」と書いてありました。とりあえずストップだけは忘れずに入れておきました。

共同通信 追加利上げ見送りへ−消費、物価に不透明感
http://www.sanspo.com/sokuho/0116sokuho081.html

毎日新聞 17日から決定会合 追加利上げについて議論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070116-00000078-mai-bus_all
posted by ねこすけ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

いまこそ外国資産に目を向けてみたい

11日は、外貨投資をしていたみなさん、特にFXで取引していたみなさんにとっては舞い上がる気持ちだったのではないでしょうか。米ドルが120円に乗せたほか、英国ポンドは一時前日比3.5円高をつけましたし、NZD、AUDともに1円以上の上昇となりました。過去数日の反落で、正直、どうしようかと悩んでいたのですが、今はそんな不安はありません。

さて、フジサンケイ・ビジネスアイの報道によると、家計の外貨建て資産が拡大しており、特に投資信託経由はここ5年半で4倍以上になったそうです。過去のエントリーにも書いているように、外貨取引ほど儲かる投資をしたことがありませんでした。昨年夏、外貨投資を始めたときの元本が、わずか4か月で56%も成長しています。

これは、僕のトレードの腕がいいからではありません。円安が突き進んでいる結果です。もう少し長い目でみると、必ずしも円安であるとは言えないのですが、外貨投資に大きな旨みがあることには違いがありません。

この記事によると、BRICsなどの利回りの高い投信の商品化が進んだことが拡大の背景にあるようです。しかし、外貨建て資産の柱である外貨預金は、横ばいあるいは減少なのだそうです。

当然といえば当然でしょう。なぜ外貨預金のような手数料の無茶苦茶高い資産をわざわざ買わないといけないのか? 外貨証拠金取引であれば、外貨預金と比べて手数料は限りなく無料に近いともいえます。言ってみれば、銀行にだまされているのではないかと思います。いや、単に僕らが外貨証拠金取引の存在を知らなかったり、危険なものだと思い込んでいるからかもしれません。投資信託も同じです。マネックス証券やイートレード証券であれば、手数料無料の投信であるのに、銀行で取り扱っている同じ商品では手数料をとるとか、そんなことはざらです。

BRICs関連のエマージング投信に関していうと、確かに儲かると思います。ドイチェのインド投信では、僕の場合ですが、反落調整の局面で買ったこともあり、昨年40%の利回りを出しました(額は小さかったんですけどね)。これと比べて、国内債券などは、利子がないのも同然のすずめの涙です。

このように、国内の金融資産にのみ頼っていては、増やせる資産も増えないと思います。多少のリスクをとっても、一部の資産は外貨建てにしたり、外国株や外国債券に振り向けることが得策なのではないでしょうか。

僕のおすすめは、外貨証拠金取引です。すべての資産をこれに突っ込んでしまうのはナンセンスですが(笑)

興味のある方は、こちらのエントリーもご覧下さい
  • 年利10%は外貨で稼ぐ
  • 10%の利回りで利益確定
  • 恐るべしFX
  • posted by ねこすけ at 01:18| Comment(3) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年01月06日

    MACDでデイトレごっこ

    ポジションをひとつも持っていないのも寂しいので、デイトレごっこをやってみることにしました。小心者ですから大きな取引はできませんが、かねてからテクニカル指標に興味があったので、ここでテクニカルを手がかりに、お小遣い稼ぎできないかと思ったのです。

    テクニカルで最も手軽そうなMACDの力を借りることにしました。「先行する指数平滑移動平均線と遅行する指数平滑移動平均線が重なり合ったポイント」が売買のサイン。先行のラインを遅行のラインを上に抜けたら買い、下に抜けたら売りです(この説明じゃ、初心の方はよく分かりませんよね。僕もよく分かってません)。実際にはチャートにグラフが表示されるので苦労はありません。この方法であれば、考えることや感情をなしにして売買することができます。

    午前0時半すぎに、5分足のチャートを開いてみました。ちょうど米ドルが売りサインを出しています。「お、お、お」。サインのとおりにレートが動くじゃありませんか。これは面白い。でもある程度利益が出たところですぐに決済。大もうけできない性格です。400円がちゃりんと入ってきました。

    次にユーロが買いサインを出しています。「しめしめ、ぽちっ」とユーロ・円を買ったつもりが、なんとユーロ・ドルを誤注文。痛恨のオペレーションミスです。立て続けに、ユーロ円を今度は間違いなく約定。多少不安な動きをしましたが、こちらもサインどおりに上昇します。「テクニカルって不思議だわ」。ユーロ・ドル、ユーロ・円ともに利益が出たところで、成り行き注文。しかし、操作性悪いぞ! 約定したと思ったその瞬間、ユーロ・ドルで2ドルの赤を出してしまいました。恨んでやる…。ユーロ・円は、500円ちゃりん。

    次は豪ドルです。こちらも買いサイン。今度は誤注文はありません。ちゃんと成り行きで約定できました。しかし、売買が少ないのか、なかなか値動きがありません。たばこを吸いたくなったり、ほかのことをしたりするうちに、下落しては困るという不安とMACDのサインを信じたいという気持ちから、こちらは200円の利益が出るあたりで指値注文を出しておきました。あれこれしているうちに200円で約定できました。

    この間、約2時間。1100円の利益と237円相当の損を出しました。通算して863円のプラスです。863円ですか…。自給430円ですか…。パチンコの方が儲かりませんか? もっと枚数を増やすとかしておけば、もっと儲かるんですけどね…。しかし、誤注文と操作性の悪さは致命的です。

    落ち着いて考えてみるに、損をするより良かったこと以上に、テクニカル指標は案外使えるんじゃないか?と実感したことでした。意図しない売買をいれたとしても、4勝1敗です。手仕舞いのルールさえ決めておけば、もっと効果的に利益を上げられるような気もしました。またほかのテクニカル指標を使ってみたらどうなのだろうか? などと考えてみると、知らない世界を発見する楽しさもそこにあるような気がしたのでした。
    posted by ねこすけ at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | システムトレード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年01月05日

    トレーリングストップの逆を行く

    トレーリングストップ」というのは、上げ相場にあって、レートの上昇とともに利益確定ラインも上げていくという手法でした。反落に転じたとき、大きな損を出さず、それでもって利益も確保できるというメリットがあります。

    「トレーリングストップ」のもうひとつの利点は、機械的に決済されることにあります。「まだ上がるぞ!」なんていう欲をかいているうちに、反落して損をみることがないのです。

    いま、為替市場に目を向けてみると、下げ相場にあります。僕は、昨日の時点ですべてのポジションを決済しており、ポジションはひとつもありません。

    本来ならば、下落相場なのですから、売りから入ればいいのですが、小心者の性でしょうか、売りの勇気がありません。理屈では「売りだ」と分かっているものの、「すぐ反発してしまうんではないか?」とか、「いつまでも下落は続かないのではないか?」という不安に支配されてしまっているのです。

    売れないのであれば、買いのタイミングを計るしかありません。しかし、買うとなると、今度は「まだ下がるんじゃないか?」と逆の心配が頭をもたげてきます。最悪ですね。だとすると、「トレーリングストップ」の逆が有効なのではないかとひらめきました。すでに実践されている方はいらっしゃると思うのですが、そのテクニックの名前を知りません。

    そのひらめきというのは、こういうものです。

    下落相場にあって、ポジションがありません。いつ買うのかそのサインがあればあれば買えます。それも機械的に買えるほうがいい。いまNZDが82円だとすると、83円で逆指値の買いを設定しておきます。まだレートが下がるかもしれません。NZDが81円まで下がりました。ここで83円の逆指値を注文変更し、82円に下げます。まだまだレートが下がります。80円になりました。逆指値を81円にします。このように、買いポイントをレートの下げに合わせて、どんどん下げていくのです。そうしていくうちに、いずれ反発に転じるでしょう。反発に転じたときに自動的に買いが入ればいいわけです。「トレーリングストップ」の逆というのはこういうことです。

    実際に有効なのかどうか分かりません。テクニカルを駆使して、売りから入った方が合理的なのは分かりますが、マインドがそれを許しません。そういうときにこの「トレーリング買い」というのか「トレーリングビッド」というのか、名前はありませんが、役に立つのではないでしょうか? まずは実践してみようと思います。

    なんだかよく分かりませんが、seesaaの機能に追加されていたので、とりあえず使ってみました。この本、初心者向けですが、銀行の外貨預金がどれだけバカらしいか、FXの方がいかに効率がよいかということが書かれています。現在、友達に貸し出し中ですひらめき


    posted by ねこすけ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年01月04日

    のきなみストップにひっかかる

    みなさま、明けましておめでとうございます。年明け早々、ユーロをはじめ、豪ドル、NZドルも一斉に調整が入りました(米ドルはそうでもなかったようですね)。1円以上大きく下げるものもあり、これまで僕が持っていたポジションは、ほとんどすべてについてストップが入ってしまいました。トレーリングストップでしたので、損は出ませんでしたが、一時期大きく含み持っていた利益はぶっ飛んでしまうことになりました。

    昨年末から今日にかけて、やたら儲かっていたので、ある意味恐ろしかったのですが、これで一応、利益確定できたこともあり、一応、一安心といったところです。ところが、これからどうしていくかが、大きな課題ですね。

    これからニューヨーク時間をこなす間に、さらに下落し続けるのか? それとも上昇に転じるのか? 前者なら売りをしかけ、後者なら押し目買いを狙いたいところですが、どうにもこうにも小心者の僕には決心がつきません。

    決心をにぶらせているのは、今回の調整が入った原因がよく分からないのです。金価格にひっぱられたとか、さすがに上昇の幅が大きかったので、利食いが入ったとかいろいろ言われていますが、どれも納得がいきません。

    明日になれば、それなりの理由がはっきりするでしょうが、2007年が始まるなり、いきなりこんな目にあうとは思っていませんでした。嵐が過ぎ去れば、チャンス到来となるでしょうか? いまもチャートから目が離せません。
    posted by ねこすけ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする