2006年12月30日

イヌに教えてもらおう

先日ご紹介した『そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか』を著したボード・シェーファー著のベストセラー『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』をせっかくですので、読んでみました。ベストセラーなのに、僕はその存在すら知らなかったことが悔やまれます。アマゾンの古本1円で手に入りましたので、コストパフォーマンスは最高に良かったというメリットはありました。

さて、ご存知の方も多いと思うのですが、11歳の女の子の主人公キーラ(キラではない)とその愛犬マネーを中心に物語が展開していきます。資産作りが主題ですが、物語風に進んでいくのでとても読みやすい構成になっています。

愛犬マネーは言葉が話せるのですが、温厚なラブラドール犬にしては、結構、エラそうな口ぶりが気になります。その犬、以前、お金持ちに飼われていたとあって、お金に関する知識はただものではなく、その教えが乞えるのは嬉しいですが、それでも愛犬にエラそうに指南されるのは、僕ならちょっと辛いかもしれません。

そのお犬様のアドバイスを元に、一人の小学生が毎月20万円をコンスタントに稼ぐようになり、株式の投資信託で不労所得まで稼ぐようになるという、恐ろしいくらいのハッピーエンドを迎えます。

そこは空想の物語です。しかし、いたるところにお金持ちになるヒントがちりばめられています。『そろそろ、本気で…』は、ストレートな剛速球ですが、『イヌが教える…』は、その点オブラートに包まれていて、前者に比べて優しい感じがします。たとえば複利の考え方には、金の卵を産むガチョウの話を引用します。ガチョウとは元本のことで、卵は利子のこと。ガチョウを殺してしまっては、利子が増えません。「元本を取り崩してはならない」という話のメタファーなのです。

そういった利殖テクニックに関する記述だけではなく、メンタル面の改善についても大きなページ数が割かれているところにも注目してよいでしょう。ポジティブになれるよう、自分の成功体験だけを綴る「サクセスダイアリー」をはじめ、自分の夢を視覚化して、常に自分の意識のそばに置いておく夢アルバムなど、ひごろから自分のお金に対するモチベーションを高めるための工夫に関しても分かりやすく説明されています。

特に、投資を始めて間もない方や、これから始めようと思っている方には『イヌが教える…』がおすすめです。中学生くらいのお子さんがいて、お金との付き合い方を教えておくべきだと考えてらっしゃる方には、特におすすめです。ウォーミングアップが十分で、激しい性格の持ち主の方には『そろそろ、本気で…』が性格に合うかもしれませんね。

『イヌが教える…』は、たった1円(送料別)ですので、ぜひご一読を。

posted by ねこすけ at 03:09| Comment(1) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月25日

そろそろ金持ちになりませんか?

『そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか』というのは、ベストセラー『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』の著者であるボード・シェーファー氏の新しい著書(2004年刊)です。この本を週末に訪れた書店で手にとったところ、ひと目で気に入り、読んでみる機会に恵まれました。

「機会に恵まれた」というのは、少しおおげさに聞こえるかもしれませんが、示唆に富むアドバイスがあちこちに盛り込まれていて、一気に読んでしまいました。

ただし、「お金持ちになってみませんか」という言葉につられて買うと、ちょっとがっかりするかもしれません。どの金融商品が有利だとか、何にどのように投資しろなんてことは書かれていないからです。

しかし、この本の素晴らしいところは、お金持ちになるための心構えを分かりやすく書いていることだと思います。「お金持ちのものの見方」と「貧乏人のものの見方」を比較するだけでなく、「新しいルール」と「古いルール」の対比を試みて、新しいルールを知ることからお金持ちになる一歩が始まるとときます。

これはロバート・キヨサキの『金持ち父さん…』に通じるものがあるかもしれません。『金持ち父さん…』は、キャッシュフローや投資先について、具体的に書かれていてより実際的でした。一方の『そろそろ、本気で…』は、お金の動きよりも、金持ちになろうと思う人の心構えについて、より深く考察を加えているところが違うのではないかと思います。

たとえば貧乏人と中流階級、そして金持ちの仕事観を次のように対比していますが、それがこの本の考え方をよく言い表していると思います。

貧乏人にとって仕事とは「探してもなかなか見つからない」もので、中流にとって仕事とは「安定した高給職を探す」もの。金持ちにとっての仕事とは「提供する」ものだというのです。

では、金持ちになるには、企業家になるしかないのか? というとそんなことはありません。会社勤めでも可能です。

ただ、会社に給料を決められているサラリーマンから、スペシャリストへの脱皮を図りなさいといいます。スペシャリストになれば、自分の給料を自分で決められます。つまり自分自身のスキルや知識が、会社に対しての売り商品になるのです。そうでなければ「あなたは、会社にとって取替えのきく部品でしかない」とかなり手厳しく指摘します。

そうした「取替えのきく部品」は人口の88%を占め、そうでない企業家や投資家、そしてスペシャリストは残りの12%にしかすぎないといいます。そして、その12%が富を独占しているとも。そういう事実があったとして嘆いてみても、著者は「そもそもこの世の中は不条理だ」と言い切ります。

不条理に直面したとき、それをチャンスととらえるか? それとも被害者意識にひたるのか? 自分を啓蒙し、自分にガツンと気合を入れたい人にはおすすめの一冊です。そういう自己啓発書です。お金はあとからついてくることでしょう。そして所得格差も広がっていくのでしょう(悲)。

posted by ねこすけ at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月19日

1円玉のしずく(妄想)

もし家の雨どいから、1円玉が雨しずくの代わりに落ちてきたとしたら、一日でいくらくらいになるでしょうか? しずくの落ちる間隔は1秒ごとだとしましょう。これって多いか、少ないか? ふとそんな妄想に取り付かれてしまいました。

一日は24時間。つまり1440分です。1分は60秒ですから、実に一日あたり8万6400円分のしずくが落ちてきます。すごーい! 一か月259万2000円ですよ! 年間で3153万円にもなります!

ちょっと控えめに、10秒に一粒のしずくが落ちてくると皮算用するなら、

 一日8640円
 一か月25万9200円
 年間315万3600円

に相当します。

くはーっ。1秒に一粒とまではいいませんが、10秒に一粒のしずくが欲しい!!! 僕は、1秒間に1円ってしょぼいなぁと思っていたのですが、塵もつもれば何とやらで、とんでもなく大きな勘違いをしていました。

1分間に1粒1円のしずくなら、なんとか実現できるかもしれません。つまり、1日1440円分です。しかし、次のしずくが落ちてくるのを待って、雨どいを見上げている姿を想像すると、結構、暇をもてあますばかりか、辛いものがありますね。

やっぱり、10秒に1粒くらいが、ちょうどいいのでしょうか。いや、ここはやっぱり5秒に1粒……。そして僕はニートになる……(遠い目)
posted by ねこすけ at 00:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月18日

領収書はとっておくべし

FXの調子が良いせいで、確定申告しなければならない気配が漂ってきました。それはそれで喜ぶべきことなのですが、利益を上げるために、いろんなコストを支払ってきたのも事実。たとえば書籍類がそうです。ところが、それらの領収書をとっていなかったことにいまごろ気づきました。まさか税金を納めることになるとは思ってもいなかったのです。

領収書があれば、それは費用として認められる可能性があります。1万円に満たない額かもしれませんが、それを費用として計上できるかできないかは大違いです。ひょっとしてその費用のおかげで、確定申告のラインである年額20万円を超えなくて済んだかもしれません。

税金はフェアに納めるつもりですが、あるはずの領収書がないのはこちらの落ち度。来年以降は、領収書は専用の箱でも作って保管しておくつもりです。それから新聞代や通信料、電気料金など、何が費用として落ちて、落ちないのか、税金を意識して勉強しておきたいと思います。
posted by ねこすけ at 03:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

FXと投信による不労所得の連鎖(妄想)

指定した月ごとにスワップが受け取れる外為どっとコムの外貨商品「外貨プラス」。僕は3か月ごとにスワップが銀行口座に振り込まれるようにしているのですが、それが先日、初めて受け取りました。一口25万円の商品で、3か月のスワップとして受け取った金額は1万円ちょっと。年間4万円受け取れるとすると16%の利回りが実現することになります。これってちょっと素敵じゃないですか?

さて、グローバルソブリンをはじめ、毎月決算型の投資信託ですと、月ごとの分配金受取は不利だと言われます。なぜなら分配金を受け取るごとに課税され、利益の10%はぶっとび、さらにそれを再投資したとするならば、再び手数料を支払うことになり、複利効果が弱まってしまうからです。

ところが、この外貨プラスの場合、スワップを受け取った時点では課税されません。また、外貨取引は、為替差益で得るキャピタルゲインとスワップで得るインカムゲインの二つの収入が期待できますが、スワップを元本と一緒に預けておいても、外貨取引という仕組み上、複利効果はありません。

複利的な運用をしようとすると、一度、ポジションを決済し、必要証拠金の一部として組み入れるようなことをしなければなりません。そうしたとしても1万円程度では、かなり大きなレバレッジをかけることになり、安心した取引ができないというデメリットもあります。

しかし、定期的に振り込まれたスワップを別の金融商品に振り向けることは可能です。僕の場合は、ここで得られたスワップを、インデックス型の株式投資信託に振り向けました。そうすることで、定期的にドル・コスト平均法で投資信託に投資することができるようになります。

得られたスワップは1万円ちょっとと少額ですが、投資信託は少額からの投資が可能であることがメリットです。そういうちょっと変わった“複利的な”運用方法はどうでしょうか? 外貨プラス3口75万円があれば、毎月1万円ちょっとのインカムが実現できる計算です。そうして得られる毎月1万円ずつのスワップを投資信託に振り向け、それを繰り返すという不労所得の連鎖……。

そのファンドが7%の利回りを実現するならば、10年後に172万円、20年後に510万円、30年後にはなんと1176万円が手に入ることになります。これが10%だったらどうでしょう? 10年後に201万円、20年後に723万円、30年後に2079万円です!

為替差損を被ったり、内外金利差が縮小することが想定できるので、まぁ、こんなにうまく行きはしないのですが、思考実験としてはそれなりに魅力的じゃないですか?
posted by ねこすけ at 00:56| Comment(3) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

投資信託の素朴な疑問を集めました

RSSフィードで提供している「投資信託ブログ」のサブコンテンツとして、投資信託に関連する「素朴な疑問コーナー」を設けてみました。教えて!gooさんの投稿をウォッチできるようにしたものです。

初心者向けの内容になっていますので、投資信託を始めて間もない方などは特に参考になるかもしれません。12日現在「投信の税金について教えてください」とか「投資信託は長期で保持するべき?」などといった質問が寄せられています。

折をみて、内容を充実させていこうと思っています。よろしかったらどうぞご覧ください。

お知らせでした。

投資信託 - 素朴な疑問
posted by ねこすけ at 02:08| Comment(1) | TrackBack(1) | 投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

FX始めて4か月の成績は?

記録をみると、8月16日にFXの取引を始めています。約4か月がたったことになりますが、その成績はいかに?

僕は、二つの業者で取引しています。ひとつは長期用として「外為どっとコム」に、もうひとつは短期用として「マネーパートナーズ」に口座を作っています。

外為どっとコムは、「外貨ネクスト」と「外貨プラス」というコースがあり、前者はNZD、後者はAUDで取引。現在のところ、「外貨ネクスト」に預けたNZDは1.19倍になり、「外貨プラス」に預けたAUDは1.12倍となっています。

以前、外貨プラスのスワップは低めかどうかという話を書いたことがありますが、スワップが70%程度に抑えられているのは、1万通貨単位で売買をしていないという、ただそれだけの理由だということが理解できてきました。いってみれば7000通貨単位で取引しているわけですから、100%のスワップがつくはずがありません。まっとうな商品です。

ネットではあんまりいい評価を聞かなかった「外貨プラス」ですが、それでも4か月で1.12倍という数字を出しています。10%以上の利回りを出せる商品はそうありませんから、それなりに意味のあるものでしょう。ポジションを決済しなくても、スワップが受け取れるというのも魅力です。

「外貨ネクスト」は、同じ外為どっとコムの商品ですが、こちらはスイングトレード向き。取引ごとに手数料がとられるので、ちょっと痛いのですが、「外貨プラス」よりも大きなレバレッジをかけることができますから、得られるスワップや為替の差損・差益もそれだけ大きくなります。こちらはNZDの取引で1.19倍。取引している通貨が違うという理由もありますが、「外貨プラス」より良い成績を出しています。こちらも利回り19%という大きな数字が出ています。

最後に短期用取引に作った「マネーパートナーズ」の口座ですが、「外貨ネクスト」を少し上回る1.21倍くらいの利回りを実現しています。先週金曜日のNY時間に、ドルが急反発したので、もう少しくらい上乗せされているかもしれません。

「マネーパートナーズ」については、頻繁に取引をしていますので、その取引ごとに残高をプロットしていくことにしてみました。Y軸は利回りで、X軸は時間です。

fx.gif

ブログを読み返してみると、結構早い時期に目標としていた利回り10%を実現してしまいました。ビギナーズラックです。それを元手に、ZAR(南アフリカランド)で勉強してみようと思って大損をしてしまいます。その後リカバーし、またがくっと下がっているのが分かると思いますが、これはシステムトレードの勉強用で失った分になります。その後は、やっぱりリカバーしていて、21%程度の利回りがあることが分かると思います。

これらの利回りをどう評価するかなのですが、解釈の方法はいろいろあると思います。一番いい成績を出している短期取引の「マネーパートナーズ」は、結構な時間を為替取引に割いての結果です。方や「外貨ネクスト」と「外貨プラス」は、利回りこそ短期取引の「マネーパートナーズ」に及ばないものの、かけている時間はほぼ皆無です。

為替そのものはとても楽しいので、時間を割いているという気持ちはほとんどありませんが、時間あたりの生産性の観点からすると、短期で売買するよりも長期で放置プレイの方がよいかもしれないという議論は残ると思います。

このあたりの議論は、野村雅道氏のスワップ狙いに徹した『働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術 』が参考になるかもしれません。

posted by ねこすけ at 15:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 外貨投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月07日

システムリスクも考えよう

株や投資信託、外貨取引などの投資には、いろんなリスクがつきまといます。為替差損を被る為替リスクや国自体が没落してしまうカントリーリスクとかです。こうしたリスクのなかでも、見落としがちなのがシステムリスクでしょう。

金融商品の取引をインターネットで行っている人がほとんどだと思います。ということは、インターネットというインフラや取引システムを動かしているプログラムにバグがあった場合には、正常に取引できないということが起こりえます。

「そんなこと滅多にないでしょう?」と思われる方が多いと思いますが、今日、僕はこのリスクに当たってしまいました。実被害は大きくありませんが、かなりいらいらさせられます。

外貨取引をとある業者でやっているのですが、成り行き注文の際に表示される価格をクリックしても「このレートは有効期限切れです」と表示されて、売買が成立しません。クリックするまでに何秒もの間があるのであれば、この表示も納得いきますが、間髪いれずにクリックしているのです。でも取引できない。

何度かトライしているうちに、約定しましたが、話にならないですね。こういうことはこの何ヶ月かではじめての話ですが、急騰急落中にこの現象に遭遇したら最悪です。しかも業者のシステムに問題があるのか、自分のパソコンの設定がおかしいのか、すぐに原因が突き止められるほど、パソコンやネットに対するリテラシーが高いわけでないので、本当にストレスに感じます。

もし業者のシステムの問題で、それによって大損被ってしまったら、怒りぶつけても解消されないかもしれません。

ということで、システムに絡むリスクに対しても心をしておかなければならないのだと実感しました。ネット以外の売買手段、たとえば電話注文が可能かどうかも、あらかじめ調べておかなければなりませんね。

posted by ねこすけ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月01日

インド株投資信託の分配金は3500円

先日書いたように11月30日は、ドイチェ-インド株式の決算日。1500円くらいの分配金かと思っていたのですが、調べてみると1万口あたり3500円もついています。利回りがいいから多少の税金や手数料は目をつむろうと思っていましたが、分配しすぎ!

基準価額は前日比-3448円の13500円。ちょうどきりのいい値段に収めたのでしょうか? 10万口もってれば、35000円ですか。それに10%の税金がかかるんですよね。3500円も持っていかれるので31500円。それを再投資したら、買付手数料は1.05%なので(あれ?下がった?)31170円にまで先細っちゃうんですね。

受渡日は、約定日から5営業日後とのことですので、再投資する原資はまずは証券口座から捻出することになります。買付余力をみてみたら、十分な資金がありませんでした。入金しておこうと思います。

次の一年も同じ利回りで活躍してくれるのかしら? リスクの高い商品なだけに、ほどほどにしておきます。
posted by ねこすけ at 00:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする